Road To Nowhere

主にWebまわりのエンジニア的なお仕事に関するようなことのあれこれ。

写真展 [黙殺の視線 —Shan state of Burma—] に行ってきた

[黙殺の視線 —Shan state of Burma—]
http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2008/11_bis-1.htm

ポートレートを中心に30枚くらいのモノクロの写真が並んでいた。

AIDSの感染者の写真が多いけど、病床で苦しんでいるような写真は少なくて、
そう言われなければただのポートレートにしか見えないような写真が多かった。

といった3枚が並んでいたコーナーがあって、ぐっときた。
この3枚についてカメラマンの新さんが、
「1枚目と3枚目の写真の間に何があったか想像してほしい。なぜならビルマは状況が見えないところだから。」
というようなことを言っていたのが印象的だった。

ビルマと言えばいろいろネガティブなニュースが多いけど、まだあまり報道されていないこのAIDSの蔓延というのは、ものすっごく恐ろしいことだよね。

ぼくらは自分で見たり聞いたりしたことしか起こっていないと思ってしまうけど、そうではないんだな。当たり前のことだけど、そう思った。