Road To Nowhere

主にWebまわりのエンジニア的なお仕事に関するようなことのあれこれ。

クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの

クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書)

クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書)

エンジニア向けの本ではないけど、いちおうぼくはWebの仕事をしているし、業界の一般常識として一読しておいてよかったと思う。
そもそもクラウドコンピューティングとは何か?ということはあまり重要ではなくて、ググるなりwikipediaを見ればいい。
どういうものを指してそう言っているかを理解するのはそんなに難しくない。
ただこの本ではその背景とかこれまでの道のりとかがまとめられていて興味深く読んだ。


ここのところネットブックがめちゃくちゃ流行っているけど、それはたまたまそうなったんじゃなくて、クラウド化が進んでPCの性能が以前ほど重視されなくなってきているからだ、というようなことが書いてあったりする。
言われてみればたしかにそう。
そういう、言われてみればたしかにそう、っていうことがたくさん書いてあった。
まぁぼくがいかに普段Webの業界を俯瞰して見ていないかってことかもしれないけど。


オンラインストレージとかGoogleドキュメントとか、知らず知らずクラウドを利用していたけど、特にそんな意識はしていなかったな。
でも、作りたいなと思っているWebサービスライフログとか共有とかがキーワードかなとか考えてるし、ほんと知らず知らずそういう潮流のなかにいるんだなと思った。


そういや、この本の副題?の「ウェブ2.0の先にくるもの」ってどう?
ものすごくうさんくさくないですか?
まちがってエンジニアが買ってしまわないようにっていう配慮かな。